BLOGブログ
BLOG

9

01.新生命の祝福 – 喜びの誕生日

あざカフェ

第1章 「誕生」

5月6日、我々家族にとって忘れられない日が訪れました。春の柔らかな陽光が病院の窓から差し込む中、妻は分娩室へと移動しました。彼女にとっても、私たち家族にとっても重要な1日になりました。

3人目の子供の誕生は、1回目、2回目と同じ帝王切開による出産でした。友人たちからは「帝王切開は2回目までじゃない?」と聞かれましたが、医師と何度も相談し、多少のリスクを承知で出産に臨むことにしました。 定期的な健診では、子宮の癒着がないか、胎児が無事に成長しているかを確認しながら、出産がスムーズに進むかということについての不安が常に付きまとっていました。

いよいよ出産の日。 緊張の面持ちで分娩室へと向かう妻を見送りながら、私と子供たちも待合室で待っていました。時間が経つにつれ「もうすぐ弟に会えるね」という子供たちの期待に満ちた声が廊下に響いていました。 やがて待ちに待った瞬間が訪れ、看護婦さんがタオルにくるまれた赤ちゃんを抱いて登場!

「おめでとうございます、男の子ですよ!」

一瞬の安堵が訪れましたが、すぐに私たちの心にわずかな不安が生まれた。

 「赤ちゃんには広範囲にあざが見られますが、ご心配なく。詳細は医師が説明しますから」

RELATED

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP