第10章 セカンドオピニオンの重要性
「セカンドオピニオン」という言葉が近年一般的になってきていますが、掛り付け医以外の医師に診てもらうことに「罪悪感」を感じる人がいます。
セカンドオピニオンとは、現在の診断や治療方針に疑問を持ったとき、他の専門医の意見を求める行為です。セカンドオピニオンを求める際は、これまでの検査結果や診断書を持参することが重要です。しかし、「事前情報を渡すと同じ診断しかもらえない」と考え、何も情報を持たずに受診する人もいるようです。これは、セカンドオピニオンの本来の意味を逸脱しています。不安を解消するためには、セカンドオピニオンにはこれまでの診断結果を持参しつつ、どの部分に疑問を持っているかを明確に伝える必要があります。
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