第12章 レーザー治療開始「がんばろう、息子」
院長先生へ「よろしくお願いします」と伝え、息子の最初のレーザー治療の準備に取り掛かりました。麻酔シールを正確に貼り、右腕上腕部から治療を開始することに。待合室での30分は、緊張と期待が入り混じった時間でした。
その側で、私たち夫婦は通院の日常をいかにして良いものに変えるか、日々のルーチンにどのような変化を加えるかを話し合いました。病院への通いをただの義務ではなく、家族の絆を深める時間に変えるために。
息子の治療が始まり、緊張が走りました。最初にレーザーを当てるのは右腕。
コメント