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31. 名古屋へ引越し・小学校入学・久しぶりの定期検査

あざカフェ

第31章 名古屋へ引越し・小学校入学・久しぶりの定期検査

長男の中学受験を見据え、移住7年目に名古屋へ戻る決断をしました。

理由は、コロナ禍でのリモート授業の不足により、小学校3年から4年にかけて、基礎学力の授業が欠落した結果、学力不足が明らかになりました。

双方向参加型のリモート授業可能な名古屋の進学塾に入学させたものの、基礎学力が欠落していた長男は授業についていけず、進学塾の校長から「名古屋で中学受験するなら、名古屋へ一刻も早く戻し、適切な学習環境にしてあげてください」と強く勧められました。

コロナ禍で、神奈川や東京、名古屋の友人へ相談しました。

私  「リモート授業はしている?」

友人 「コロナで学校へ行けなくても毎日やっているよ。宿題も結構出ているし、大変そうだよ。」

これを聞いた私は、

私  「えっ、マジで?こっちはコロナで学級閉鎖になっても、学校がパソコンをうまく使えないとかで休校になっちゃうの。休校日も結構あって、宿題もほぼ出てない。大丈夫かな〜?」

友人 「ヤバくないか?それ。うちも中学受験させるけど、コロナ禍でも自宅で

できる模試とかバンバンうけさせているし、塾は休校する制限が学校と違いあんまりないから通っているよ。」

私  「あ〜、これがテレビで報道されている「地方学力の格差」か〜。」

友人 「やばいね、それ。仮にも公立の中学行っても小学校の3〜5年生の基礎学力がついてないとやばくないか?進学するな早めに考えた方が良いよ」

この言葉がグンと響き、急きょ村内に唯一箇所ある公文へ通わせました。

塾長 「お父さん、まずいですね・・・基礎学力が相当落ちてます、というかあり    

ません。実はこれ、村内だけじゃなく、コロナ禍で基礎学力、計算問題や漢であっても学べなかったお子さんがたくさんいて、これから大きな問題になっていきます。早めに改善できるようにこちらも努力しますので頑張りましょう」

長女と次男も同時に公文通いが始まりました。しかし、時すでにおそし。長男は中々学力が伸びず七転八倒、悶絶しながら、コロナ禍で休校時は1日12時間ほど勉強を続けていました。

この時期、旅館経営も大きな転換期を迎えていました。

名もなき民宿レベルの旅館を買い、サービス業未経験、飲食店未経験、宿泊施設未経験の私が、周囲に「絶対やめとけ」と両親一同や親族まで出てきて阻止された旅館経営でしたが、自然災害やコロナ禍でも負けずに新しい宿の形を模索していた矢先、サウナが流行り始めたのを好気と捉えて「天空のサウナ」を造成。

その事が作りメディアやインフルエンサーにも多く取り上げられたおかげで、売上は右肩上がりになりました。

旅館はいつでも撤退できるよう個人事業主ではじめましたが、法人化へとアップグレードし安定稼働できるよう改革を行いました。体制が変更したことにより、一部のシニアスタッフが離脱する中、若手スタッフが中心となり、新たな体制で頑張ろうと結束してくれた結果、事業継続が軌道に乗りました。

名古屋と長野を往来しながらの運営は大変でしたが、若手スタッフの活躍により旅館は瞬く間に軌道にのりました。

私たち家族は、田舎生活の利点をリスク、その両方を経験しました。

家族で旅館を経営し、お客様との交流を楽しみながら、子どもたちは人見知りせず成長できた。

しかし、地方の環境が都市部の教育環境と異なる点が多く、特に長男の学力へ大粋な影響がありました。

色々なことを鑑みると、田舎での育児は小学校低学年、最長でも4年生までが望ましいと経験上感じています。

 名古屋へのリターン後、次男は小学校1年生からスタート。

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